昨年は弱小球団として最下位となった中日ドラゴンズ…
最下位ではあるものの集客数は決して悪くない中日ですが、身売りされるのではという噂がある中、身売りはされないであろうという見方が濃厚のようです。
この記事では中日ドラゴンズが何故身売りされないのかをまとめました。
中日が身売りしない理由3選
なぜ身売りを熱望するファンが多い中、中日は身売りをしないのでしょうか…
考えられる理由を3つ紹介します。
2オーナー制
中日ドラゴンズは2オーナー制を敷いているのはご存知でしょうか…
中日新聞は戦時中に新愛知(大島家)と名古屋新聞(小山家)が合併してできた新聞社になります。
過去にはそれぞれ球団を持っていたわけですが、現在も交互にトップを交代する体制をとっているんです…
中日新聞社となった現在においても両家から社主を輩出する2オーナー制を敷いており、大島家と小山家で交互にトップが交代する体制となっている。原則として中日新聞社のトップが球団オーナーに就任するため、球団社長や球団代表等の役職はオーナーと同じ派閥幹部を就任させることが多い。
引用元
オーナーの考えが各々違うようで、身売りするのは難しいのではと推測しています。
大島家(倹約家)
大島家は新愛知という名古屋市を拠点にしていた新聞社にあたります。
名古屋軍という野球チームを持っていた経緯があります。
倹約家としてのチーム作りが中心で政権時のチーム強化としては極力お金を投資せず、監督やコーチの登用も生え抜きOBを積極的に行う印象。
現在は大島家が政権を担っています。
小山家(派手好き)
小山家は名古屋新聞社という名古屋市を拠点にしていた新聞社…
派手好きで有名で政権時はチーム強化にお金を多く投資することが多く生え抜きOB以外を監督やコーチに登用することが多くなります。
オーナー政権が安定する時期にチームの黄金期を迎えることが過去は多かったと言われています。
2オーナー制の中で球団を身売りすることが容易ではないでしょう。
弱くても集客できる
中日ドラゴンズの現オーナーは倹約家の大島家
2023年度の中日の観客動員数が4年ぶりに200万人を突破しました…
1試合あたりの平均観客数はリーグ4位で12球団で5位という結果となっています。
最下位で弱い球団とはなりますが、選手への大型補強を抑える中で集客ができている方です。
球団としては監督、コーチ、選手への投資を極力少なくしながら、収益を上げている状態ではないでしょうか。
中日は16日、2023年度主催ゲームの観客動員数が200万人を突破したと発表した。(16日時点で200万2千353人)。今季67試合目(地方開催2試合を含む)での到達となり、2019年シーズン以来、4年ぶりとなった。
引用元
この点からも身売りする必要は無いのも頷けます。
買収し知名度を上げたい企業が少ない
買収企業先にトヨタ自動車を挙げるファンもいるようですが、買収したい企業がそもそも少ないのではと推測しています。
過去を遡るとオリックス、楽天、DeNaが球団を買収した企業で挙げられるかと思います。
今では世の中の多くの人がどのような会社であるか把握しているかと思います。
これらの企業は知名度を上げる為に、球団を買収した経緯があります…
日本の産業を支える愛知県の企業では知名度を上げる為に中日ドラゴンズを買収することは考えにくいと推測しています。
以上のことから中日ドラゴンズが身売りしない理由3選をまとめてみました。
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